2016年1月21日木曜日

心が温かくなりました。

寒い日が続いておりますが、心が温かくなる出来事がありました。

先日、あるご家族のペット法要をさせていただきました。
ご主人様をはじめご家族の誰もが、たくさんの癒しや喜びをくれたペットは大切な家族だとおっしゃり、年回ごとにきちんとお参りをされています。
ご家族様の亡きペットへの深い愛を感じながら御回向させていただきました。

その法要後、小学生の可愛い少年から手紙をもらいました。
そこに書かれていた言葉。

「今年もかわいそうな動物たちのごくようをおねがいします。」

年間に想像を絶する数の動物達が亡くなっています。
動物の手足を切断するような、矢を射るような虐待をする人間がいる事実がニュースで報じられます。そんな中、小学生の少年からもらった手紙。

本当に心が温かくなりました。とても嬉しくて、とても感動しました。

この少年は以前の法要後にも、道路でひかれて死んでしまっているかわいそうな猫たちにお経を上げてほしいとの手紙をくれました。
驚いたのはその手紙と一緒にお小遣いからであろうお布施まで入っていたこと。
手紙は有難く頂戴しますが、子供からお布施は・・・とご両親に相談したところ、子供の気持ちなので。と仰せに・・・。謹んで御宝前にお供えし、人災・天災により亡くなった全てのペット達、この世の全ての魚鳥獣達の為に祈らせていただきました。


ペットは大切な家族の一員です。
人の命も、動物の命も大切な1つの命です。
かけがえのない尊い命です。

最近ではペットのご葬儀・年回法要を依頼されるご家族が増えています。ペットと共に過ごした時間を思い出し、感謝しながら手を合わせておられます。とても素晴らしいことだと感じています。

私が出会った少年のように、心優しい子供が増えてくれたらどんなに良い世になるだろうか、是非、そうなってほしいと願い、御神仏に祈りました。


2016年1月3日日曜日

新本堂で初めてのお正月

新年明けましておめでとうございます。

天照院が建立されて初めての正月を迎えました。
正月のお参りを仏教では「修正会」といい、新しい年が豊かになるよう祈願のお参りをします。

初の修正会はどのようなものになるかわかりませんでしたが、夜通しのお参りにも関わらず、御参拝いただきました。
参拝後、子供も大人も一緒に温かいすいとん汁を食べながら笑顔いっぱいの年明けとなりました。

本年も感謝から1年が始まりました。