2014年3月7日金曜日

春を感じます

節分が過ぎ旧暦では新しい年が始まって1ヶ月ほど・・・例年にない天候に多くの方々が被害に遭われました。心よりお見舞い申し上げます。
街では梅の花が春を感じさせてくれますが、いまだ寒暖の差が厳しく体調管理をしっかりとしておかなければと思う毎日です。ブログの更新を・・・と思いながらも、機械の管理に疎いせいかパソコンの調子が悪くなり、随分とご無沙汰してしまいました。

先月は、とても良い出会いに恵まれた月でした。新しい出会い、ご縁をいただくことは本当に有難いことです。まさに仏様のお導きです。一つ一つのご縁に感謝し大切にしてまいります。

伝教大師は「生ける時、善を作さずんば、死する日、獄の薪と成らん。」とおっしゃいました。
[生きている時に善いことをしておかなければ、死んだ時、その身体は地獄の炎で焼かれる薪となってしまう。]という意味です。
毎日、耳を塞ぎたくなるような悲惨な事件が起こっています。児童虐待や殺傷事件・・・先日は当院がある市でも、殺傷事件が起きました。本当に恐ろしく、悲しい出来事です。心よりご冥福をお祈り致します。
仏教では、生前に善い行いをしたものは、その報いとして「天」に生まれる。逆に悪い行いをしたものは「地獄」に堕ちると教えています。「因果応報」という教えです。
人の命には限りがあります。しかし、魂は永遠に生き続けます。限りある時間の中で行ったことが、魂の記憶となって続いていくのです。
1日24時間、1年365日・・・感謝の心で楽しく笑って善行に生きる時間も、悪い心で恨みや妬みで悪行に生きる時間も、時間は同じです。



仏様を信じ、教えを学び、一人でも多くの方がそのことに気づき、救われることを、御宝前にて祈念しております。